修業時代に「え、なんで?」と思いながら怒られた経験、皆さんにもあるのではないでしょうか。
怒られたこと自体はつらかったけれど、あとから振り返ると、そこに何かしらのメッセージがあったり、ちょっと笑えるエピソードになっていたりします。
今回は、そんな「なぜか怒られた」シリーズを3つほどご紹介します。
① 掃除を手伝ったら怒られた
3社目の老舗税理士法人での出来事です。
この事務所では、毎朝当番制で掃除がありました。
新人だった私は、自分の分担が終わったあと「他の人の分も手伝いますよ」と声をかけたところ、
「余計なことはするな!」
と一言。
当時は戸惑いましたが、今振り返ると「無理して意識高くしても、続かないぞ」というメッセージだったのかもしれません。
がんばりすぎないことも、長く続けるには大事なんだなと思いました。
② 話題を振らなかったら怒られた
2社目のコンサル会社、沖縄への社員旅行での一幕です。
日中は、割と話していたつもりだったのですが、夜の部屋飲みのとき、他県の支社の先輩(上司と仲の良い方)から突然、
「いつも俺から話ふってるよね?伊藤くんからは一度も話ふられてないよね?」
と、まさかの詰めタイム開始。
そこから朝まで…。終いには、
「今から若手集めて飲みに行け」
と、夜中の0時すぎに無茶ぶりされる始末。
この件をきっかけに、自分から会話のきっかけを作るというスタンスを意識するようになりました。
理不尽だったけど、ある意味学びではあったなと思います。
③ すきやき奉行に怒られた
こちらも2社目のコンサル会社での話。
本社の屋上ですきやき慰労会があったときのことです。
白菜が少なくなっていたので、気を利かせて追加したところ、今度は別の他県支社の先輩(②の先輩とは違う人)に、
「お前、何やってんだ!味が薄まるから入れるな!」
と、これまた激詰めモード。
すきやきのルールって、そんなに厳格だったんだ…と、驚きつつ。
以来、すきやきを美味しく作るスキルはかなり磨かれました。
まとめ:怒られたけど、全部今に生きてる
怒られた瞬間は、どれも苦い思い出です。
でも、どれも「あの経験があったから今がある」と思える出来事でした。
叱られるって、単なる注意じゃなくて、
ときに「働き方のクセ」や「人との関わり方」を見直すチャンスにもなるのかもしれません。
2社目のコンサル会社にて、北海道は白老の研修所で当時の代表から「お前はどうせこの会社も辞めて、一生〇〇の仕事をして余生を過ごす」というド級の罵声を浴びたのでネタにしたかったのですが、〇〇業は必要な仕事だと思うし、立派に働かれてる人も大勢いらっしゃると思うので、記事にするのは控えました(と言ってここに書く)。
でも、税理士試験を頑張る、反骨精神にはなってたと思います。