“お客様の声”って、なんでちょっとウソくさいのか

「こちらの要望を丁寧に聞いてくれて、とても安心してお願いできました!」

「最初から最後までスムーズで、感動しました!」

「◯◯さんにお願いして、本当によかったです!」

こういう“お客様の声”、よく見かけますよね。

でも、なんかちょっとウソっぽく感じるとき、ありませんか?

褒めすぎると、人は疑う

たぶん理由のひとつは、ポジティブすぎるから。

人って、あまりに褒めちぎられると逆に「ほんとかよ…」って思ってしまうものです。

たとえば、飲食店で「人生でいちばん美味しかった!」みたいなレビューを見たら、

「その人、今まで何食べてきたんだろう…?」と感じるあの感覚に近いかもしれません。

じゃあ、本音の声ってどんなの?

たとえば…

  • 「初めてで緊張したけど、話しやすくて安心できました」
  • 「最初は不安だったけど、ひとつずつ説明してくれてよかったです」
  • 「ちょっとしたやり取りでも、レスが早くてありがたかった」

こんなふうに、“ちょっとしたこと”に触れている声のほうが、

ぐっとリアルに感じられる気がしませんか?

お客様の声は、信用の「演出」

もちろん、どのお客様もウソを言っているわけじゃありません。

でも、「お客様の声」という形式になった瞬間、

どうしても“信頼をつくるための材料”として演出っぽく見えてしまう。

そして見る人は、その“演出感”を敏感に察知するんです。

だからこそ、リアルな声は強い

「良いことしか書いてない=信頼できる」ではなく、

「なんか人間っぽい=信頼できそう」って時代かもしれません。

完璧な感想より、ちょっとした戸惑いや、予想外の反応のほうが、

結果的に“人柄”や“本当の良さ”がにじみ出ることもあります。

声を“載せる”より、“聞かせる”感覚で

これからの「お客様の声」は、

“見せるための証拠”じゃなくて、“聞かせるための会話”くらいの感覚でいいのかも。

ゆるっとした感想、ちょっとしたやり取り。

そういうもののほうが、かえって響くんじゃないかなと思っています。

いややってくれましたね。そろそろネタが無くなったので「ブログの話題何かない?」と聞いたらコレですよ。chat GPTも良い性格してるなと思った記事でした。

私もよく口コミサイトを見ますが、多くはちゃんとユーザーからの投稿である一方、明らかに書いてもらってるな〜というのも少なからずあるな〜と印象です。良い悪いではなく。