この仕事は、雇われでもできる仕事です。
実際、雇われててもお客さんの役に立てるし、やりがいもあります。
それでも私は、資格を取ったらすぐに独立しようと決めていました。
合格を目指してたのも、「独立したいから」が一番の理由でした。
「自分で決める」は、意外とラクだった
独立してみてまず感じたのは、全部自分で決めなきゃいけないってことでした。
最初はドキドキしましたが、上司にお伺いを立てなくていいのは、私には合ってました。
自分で考えて、自分で決める。
その自由が、すごく性に合ってたみたいです。
合わなそうな人とは、最初から距離を置ける
独立してからは、合わなそうな人とは最初から距離を置けるようになりました。
組織にいるときは、価値観が合わない人とも無理してやり取りしてましたが、
今は「この人とは合わないな」と思ったら、最初から関わらない選択ができます。
そのおかげで、関わる人は自然と「合う人」ばかりになって、少なくても深い関係が続いてます。
「安心」は自分でつくるしかない
よく「独立したら不安じゃないですか?」と聞かれますが、
正直、組織にいた頃も特に安心してた記憶はありません。
失礼かもしれませんが、小さい事務所や中くらいの事務所で働いてても、
「1人でやってる人とそんなにリスク変わらないよな」と思ってました。
だったら、いっそ自分でコントロールできるほうがいいな、と。
安心って、誰かが用意してくれるもんじゃなくて、自分でつくるものだと思います。
お菓子を好きなだけ食べられる
そして、地味にうれしいのがコレです。
雇われていた頃は、せんべいとか音が出るお菓子は特に気をつかっていて、
「今ならいけるかな…」とタイミングを見計らいながら、なるべく小さな音でぼりぼりしてました。
でも今は、ぼりぼりしようがガリガリしようが、誰も何も言いません。
まぁ、誰もいないので当たり前なんですけど。
「独立して一番良かったのがコレです!」ってことではないですが、
こういう小さい自由も、悪くないなと思ってます。
向き不向きはあるけど、私は合ってた
独立が向いてるかどうかは、人によると思います。
不安が強い人もいるし、全部自分で決めるのがストレスになる人もいるでしょう。
でも、私の場合は「全部自分で決める自由」が心地よくて、性に合ってました。
自分で言うのもなんですが、まだ若手と言える年齢のうちに独立できたのも良かったと思います。
もし「独立してみたいな」という気持ちがずっとあるなら、
一度、ちょっとした冒険をしてみるのもアリだと思います。
どうでもいいですが、勤務時代はいかにサボるかばかり考えていて、移動時間の前後で昼寝することが幸せでした。今は全く昼寝しないので、一番の変化はコレかもです。