若い税理士っていつまで?仙台で30代の私が思うこと

こんにちは。仙台の税理士、伊藤です。

30代って、世間一般ではもう“若手”とは言われませんよね。会社員なら中堅、管理職もちらほら。でも、税理士業界だと不思議なことに30代はまだまだ“若い税理士”扱い。今日はそのギャップについて、ちょっとラフに書いてみます。


税理士の世界では30代はまだ若手

日本税理士会連合会のデータ(2024年時点)によれば…

  • 60代以上:約65%
  • 50代:約20%
  • 40代:約10%
  • 30代以下:数%

全体の3分の2が60代以上。仙台でも、30代の税理士はほとんど見かけません。世間的には「もう若手じゃない」30代も、この業界ではまだ十分に“若い税理士”。むしろレアキャラと言えるかもしれません。


音楽業界にたとえると

この感覚、音楽業界にも似ています。エリック・クラプトンは79歳、いまも現役でステージに立っています。デレク・トラックスは46歳ですが、ブルース界ではいまだに「若手の天才」的なイメージで語られることが多い気がします。

周りがベテラン揃いだから、相対的に“若手”に見える。税理士業界も同じで、平均年齢が高いぶん、30代・40代でも若手扱いになるんです。

※年齢はいずれも2025年現在


若手と呼ばれるうちに

私自身、「若い税理士です!」とわざわざ名乗るつもりはありません。とはいえ業界的にはまだ若手の部類。どうせならその立場をちょっと楽しみつつ、日々の仕事に向き合っていけたらと思っています。


おわりに

世間では30代はもう中堅。でも税理士業界では、まだまだ若手。
このギャップはちょっと面白いな、と感じています。