税理士の「若手」は何歳まで?

タブー(?)に切り込む


「若手税理士です」って、いつまで言えるの?

税理士業界を見ていると、SNSや自己紹介で「若手税理士」と名乗る人、けっこう多いです。
かくいう私も30代で、まだ若手かな…と思っています。

でも、よく考えると「若手税理士」って何歳までなんでしょうか?
ふと気になったので、今日はこのタブー(?)にちょっとだけ切り込んでみます。


税理士の年齢層は、だいぶ歪んでいる

税理士の年齢構成って、かなり偏っています。
日本税理士会連合会のデータによると(2024年時点):

  • 60代以上:約65%
  • 50代:約20%
  • 40代:約10%
  • 30代以下:数%

こんな感じです。
つまり、60代以上が全体の約3分の2を占めていて、40代でもだいぶ少数派。
30代以下はレアキャラと言っていいレベルです。

そう考えると、30代はまだ十分「若手」と言える気がします。
でもこの業界、平均年齢が高すぎるので、相対的に“いつまでたっても若手”という状態になりやすいんですよね。


音楽業界に例えると…

こういう感覚、音楽業界にも似てるなと思います。
エリック・クラプトンは現在79歳(1945年生まれ)、今も現役バリバリでステージに立っています。
そんな中で、デレク・トラックスは45歳(1979年生まれ)ですが、ブルースやロックの世界だと、いまだに「若手の天才」的なイメージで語られることが多い気がします。

もちろん、世代的にはもう中堅のはずなんですけど、周りが年上ばかりなので、いつまでも若手感が抜けない。
税理士業界もまさにこれと似ていて、平均年齢が高いぶん、相対的に若手扱いされやすいんだと思います。
(…これは私だけでしょうか?)


若手、というのは相対的なもの?

結局、「若手」って、絶対的な定義があるわけではなくて、周りとの相対的な立ち位置で決まるものなんだと思います。
税理士業界でいうと、40代でも充分若手に見られるし、20代の税理士ならむしろ“スーパー若手”扱いです。

自分がどう見られたいか、どこで線を引くかも大事ですが、たぶん一番大事なのは「今の自分が、どれだけフレッシュでいられるか」なのかなと。
年齢が上がっても、新しいことに挑戦していたり、おもしろがる気持ちを持っていれば、周りから見て“若い”印象は残ると思います。


まとめ:若手のうちに何をするか

というわけで、私自身は30代のうちは、まだ若手という立ち位置を楽しもうと思っています。
いつまで「若手」を名乗れるのかはわかりませんが、名乗れるうちはその特権(?)を活かして、いろいろ試してみたいですね。

みなさんは、何歳までを「若手」と感じますか?

税理士の年齢分布とか、クラプトンの年齢とか、調べて書いてって言ったら調べて書いてくれた。凄!