「共感って大事ですよね」って言われること、多いです。
それよりも、「あ、ちょっと似てるかも」と思える人と出会えるほうが、安心できるかも?
共感はふわっとしてる
たとえば、「仕事がしんどいよね」という話に共感したとしても、
その“しんどさ”がどんな種類のものなのか、までは分かっていないことも多い。
なんとなくの“わかる”は、ふんわりしていて、
それ以上のつながりにはなりにくいなあ…と思うことがあります。
“似てる”って、ラクなんです
一方で、ちょっとした共通点があると、話は早い。
・自分もフリーランスで働いてる
・家族構成が似てる(たとえば小さい子どもがいる)
・趣味がちょっとかぶってる(カメラ好きとか、漫画読むとか)
・働くペース感が似てる(週3稼働、とか)
そういう「細かいけどリアルな共通点」があると、
いちいち説明しなくても伝わるし、自然と距離が近づくんですよね。
ターゲットは、“共感してくれる人”じゃなくていい
マーケティングではよく「共感されることが大事」って言われます。
でも実際の仕事でうまくいくのは、「スタイルや価値観が似ている人」と組んだとき。
それってつまり、共感というより“共通点”なんです。
考え方のクセとか、時間の使い方とか、メールの文体とか(地味に大事)。
そういう「ちょっと似てる」が積み重なると、仕事がすごくスムーズになる。
自分のことを出しておく理由
だから、自分がどういう人か、どんなふうに働いているか、
ちゃんと出しておくのはすごく大事だと思っています。
共感してもらうためじゃなく、
「ちょっと似てるかも」と思ってもらうために。
そうやって共通点のある人と出会えれば、
お互いにとってラクな関係がつくれます。
ぴったりじゃなくていい。でも、どこかでつながっていたい
全部が一致してなくても、どこか1つでも「わかる、それ、自分もそう」って感じるところがあると、グッと距離が縮まります。
だから私は、共感してほしいというより、
「共通点のある人」と出会えるように、ぽつぽつ発信しています。
そういうご縁が、いちばん長く、心地よくつながっていく気がするんです。
たとえば、小さいお子さんがいる方だと、自然と「お疲れ様です…!」という感情が芽生えて、勝手に戦友みたいに思っちゃいます。