意識低い系のススメ(Zoomの「聞こえてます?」に目くじら立てない)

こんにちは。仙台の税理士、伊藤です。

先日、X(旧Twitter)で
「Zoomで“画面共有できてますか?音声聞こえてますか?”って確認する時間、無駄じゃない?」
という趣旨の投稿を見かけました。

なるほど、言いたいことは分かります。
でも、正直こうも思いました。

現代人、ちょっと生き急ぎすぎじゃない?
そんなに効率を詰め込んで、どこへ向かっているんだろう、と。

「無駄を削る」は本当に正解か

効率化、時短、最適化。
このあたりの言葉は、ここ数年で一気に市民権を得ました。

Zoomの冒頭で
「聞こえてます?」
「画面映ってます?」
というやり取りを“無駄”と切り捨てるのも、その流れの一つなんでしょう。

でもあれって、本当に無駄でしょうか。

私は、
・相手の声色を確認する
・ちょっとした間を共有する
・場の空気を整える

そういう助走みたいな時間だと思っています。

いきなり本題ドーン、資料バーン、結論ズバッ。
確かに効率は良いけれど、人間相手の仕事としては、少し味気ない。

意識高くて、どうなる?

効率を追い求める姿勢そのものを否定するつもりはありません。
ただ、「意識高い状態」が常態化すると、だんだん息が詰まってきます。

・生産性を上げなきゃ
・無駄を省かなきゃ
・最短距離で成果を出さなきゃ

これ、ずっと続けるのは結構しんどい。

税理士の仕事でも同じで、
数字だけ見れば一瞬で判断できることもありますが、
その前後の雑談や、遠回りの会話の中に、
本当に大事なヒントが転がっていることも多いです。

意識低い系で、生きていきたい

私はどちらかというと、
意識低い系で生きていきたい派です。

・ちょっとした無駄を許す
・遠回りも楽しむ
・余白を残しておく

効率だけを基準にすると、人生はどんどん窮屈になります。

上手く画面共有できなかったり、マイクの不調で笑ったり、
そういう時間があるから、仕事も人間関係も続く。

無駄を楽しめる余裕を

無駄=悪、ではありません。
むしろ、小さな無駄を楽しめなくなったときが、
一番危ないのかもしれません。

生き急がず、詰め込みすぎず。
意識低めで、ほどほどに。

そのくらいが、長く続けるにはちょうどいい。
私はそう思っています。


伊藤 功明(税理士)
仙台を拠点に、個人事業主や小さな法人の税務をサポートしています。
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