「ガチャ時代」のやりたいことの見つけ方

こんにちは。仙台の税理士、伊藤です。

先日、『「ガチャ時代」のやりたいことの見つけ方』(川村 哲也 著)という本を読みました。


人生やキャリアを「ガチャ」にたとえ、偶然性とうまく付き合いながら、自分のやりたいことを探していく考え方が書かれています。
「外れを引いたとしても、それが次の当たりに繋がることがある」という視点が、とても印象的でした。


ガチャで思い出した出来事

ちょうどその少し前、子どもと一緒に仮面ライダーのガチャを回しました。
狙いは仮面ライダーW。
でも出てきたのは……クウガ、クウガ、クウガ。まさかの3連続。

一瞬「全部外れた」と思いましたが、よく考えると、この出来事は笑い話になり、クウガの顔は一生忘れそうにありません。
せっかくなので事務所の棚に3体並べてみたら、意外と統一感があって良い感じになりました。

フォーゼもいるよ!

学生は失敗できる?自営業は失敗できない?

学生時代の失敗は、経済的・社会的ダメージが小さい割に、得られる学びが大きいものです。
授業や部活、アルバイト…失敗してもやり直せる環境があります。

私も、特に10代・20代の頃は失敗だらけでした。
でも、その失敗から学んだことは今でも活きています。
「トライアンドエラー」という言葉が好きなのも、その経験があるからです。


自営業の失敗が重い理由

一方で自営業は、失敗が資金ショートや信用喪失に直結します。
毎月の固定費や生活費は待ってくれず、売上が落ちればそのまま生活の質や家計にも影響します。
さらに、一度崩れた信用を取り戻すのは難しく、取引先や金融機関との関係にも長く影を落とします。
そのため、「失敗は避ける」という意識にならざるを得ません。


失敗をしたほうがいい理由

失敗は、机上の学びでは得られない感覚や判断力をくれます。
税理士試験の簿記論を勉強していたとき、「間違いノート」を作っていました。
間違った問題とその理由を記録し、試験直前はこのノートが一番の資産になっていました。

ポケモンの元世界王者・草薙さんも「負けたほうが強くなる」と言っています。
負けた理由を分析し、改善することが成長の近道だからです。

私もうちの子には、たくさん失敗や負けを経験してほしいと思っています。
大事なのは失敗しないことではなく、負けても立ち上がる足腰を鍛えること。
(「左ききのエレン」でしたっけ?)
人生はまさに「トライアンドエラー」です。


自営業でも「安全に失敗」する方法

自営業や起業準備中でも、致命傷にならない“小さなガチャ”は回せます。

  • 人に会う
    相性が合わなくても時間と交通費程度で済む。相性を見極める練習になる。
  • 専門家探し(税理士・デザイナーなど)
    会った結果、依頼に至らなくても比較基準が明確になる。
  • 小規模な試作・発信
    SNS投稿や試作品を一部顧客だけに見せて反応を確かめる。
  • 起業前の副業
    本業を持ちながら小さく試せるので、失敗しても生活が揺らがない。

まとめ:小さなガチャを回し続ける

学生は失敗して未来の選択肢を広げる。
自営業は、大きな失敗を避けつつ、小さな失敗で未来の地雷を減らす。

『「ガチャ時代」のやりたいことの見つけ方』を読んで、改めて思いました。
失敗は避けるべきものではなく、次の当たりを引くための布石。
ガチャ時代の今だからこそ、小さなガチャを回し続け、自分だけの“当たり”を見つけていきたいですね。