拡大しない経営の話

拡大しない経営の話

前年比は「見せる数字」 生き残りに必要なのは損益分岐点

こんにちは。仙台の税理士、伊藤です。「対馬の海に沈む」を読んで感じたこと、前回に続いて第二弾です。今回のテーマは「前年比」。営業マン、自営業、それぞれの立場でこの数字にどう向き合うか。少し肩の力を抜いて考えてみたいと思います。営業マンに課さ...
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成果に踊らされる個人と、得をする周囲──『対馬の海に沈む』を自営業目線で読む

こんにちは。仙台の税理士、伊藤です。先日、第22回開高健ノンフィクション賞を受賞した窪田新之助さんの『対馬の海に沈む』を読みました。長崎県対馬市のJAで「神様」と呼ばれた営業マンが、巨額の不正を抱えたまま海に消えてしまった事件を追ったノンフ...
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売上拡大と借入、その前に考えておきたいこと

こんにちは。仙台の税理士、伊藤です。今回は「売上拡大と借入増は、本当に経営の成功と言えるのか?」というテーマで、よくある思い込みに立ち止まってみたいと思います。売上が増えると、本当に余裕が出るのか?「売上をもっと増やしたい」「そのためにお金...
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『金持ち父さん』がちょっと苦手な件

こんにちは。仙台在住の税理士、伊藤です。今回は、少し個人的な読書感想を。ベストセラーとして有名なロバート・キヨサキの『金持ち父さん 貧乏父さん』。お金の教養の入門書として、多くの人に読まれている一冊です。ただ、正直に言うと、私はこの本がちょ...
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「ドラッカーと会計の話をしよう」を読んでわかった、粗利・在庫と“拡大しない”経営のヒント

こんにちは。仙台で税理士をしている伊藤です。今日は、大学時代に読んで衝撃を受けた一冊をご紹介します。それが、林總さんの著書『ドラッカーと会計の話をしよう』です。キャッシュが増えているかどうかこの本は、レストランを経営する青年と、謎の紳士との...
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私が経営コンサルティングをしない理由

税理士って、「コンサルっぽい仕事」してるイメージ、ありますよね。数字見て、改善点アドバイスして、なんかこう、会社の舵取りも一緒にしてくれる人…みたいな。正直なところ、私も20代前半の頃は、「税理士より、コンサルのほうがカッコよくない?」って...
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友達には、ずっと友達でいてほしいから

仕事のご依頼について、ひとつ決めていることがあります。友達や知人、家族からの仕事は基本的に受けないということです。たまに「ちょっと手伝ってほしいんだけど」と気軽に相談されることもあるんですが、気持ちはありがたくても、お引き受けすることはほと...
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頼まれごとは試されごと?

「頼まれごとは試されごと」って、わりと聞くフレーズです。とくに修行中とか、下積み時代に言われがちなやつ。たしかに、会社の中で働いていた頃なら、「上司が見る目を持ってて、自分の成長を見越して任せてくれてる」っていう意味で、納得できることもあり...
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成功って、なんだ?

子どもの頃、「大きくなったら何になりたい?」って聞かれて、なんとなく「社長」とか「お医者さん」とか、言った覚えがあります。今思えば、あれって「成功してる人」ってイメージだったんでしょうね。でも、大人になった今。ふと、「成功って、なんなんだろ...
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人脈アピールはなぜ、ちょっとうさんくさいのか?

SNSやプロフィールでよく見る「人脈あります」アピール。すごそうではあるのに、なぜかうさんくささも漂う…。今回はその理由について、少し真面目に考えてみます。本人の魅力とは“別軸”の話だからまず一つ目の理由は、「人脈=自分の力」ではないという...