マーケティングの話

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お金を取れば解決?──罰金効果に見るサービス設計の落とし穴

こんにちは。仙台の税理士、伊藤です。以前、ドラマ『義母と娘のブルース』でこんな場面がありました。運動会の駐輪場が混雑するのを防ぐため、「有料にすれば利用者が減るだろう」と考えたところ、逆に「お金を払ってでも停めたい人」が増えてしまい、かえっ...
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SNSでの尖ったキャラ、集客ではなく“求人”目的が多い説

こんにちは。仙台の税理士、伊藤です。SNSを見ていると、ナウル共和国さんやキングジムさんなど、ユニークな発信で人気のあるアカウントがたくさんあります。企業なのに、まるで一人の人が話しているような親しみやすさ。いまや「キャラクター性のある発信...
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ブランディングは「らしさ」の記憶でできている

こんにちは。仙台の税理士、伊藤です。先日読んだ、富永朋信さんの『人がモノを買うしくみを言語化する』。マーケティングの考え方を整理するうえでとても良い本でした。なかでも印象に残ったのが、「ブランディングとは“らしさ”の記憶である」という部分で...
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仙台の税理士が考える、非対面・低価格サービスのこれから

こんにちは。仙台の税理士、伊藤です。最近よく見かけるようになったのが「月額数千円」「完全非対面」「全国対応」といった税理士サービスです。ほんの数年前までは、毎月の訪問やコンサル込みが当たり前だったのに、今は最低限だけでOKというスタイルが一...
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サービスの棚卸しをしていますか? 信頼を守るためにできること

こんにちは。仙台の税理士、伊藤です。良かれと思って始めたサービスが、いつの間にか「やめられないもの」になってしまうことがあります。最初は相手のためにと思って始めたのに、気づけば提供側も受け手も得していない。そんな「過剰サービス」、意外と身近...
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付加価値は足し算じゃない。「分け方」が生む選びやすさ

こんにちは。仙台の税理士、伊藤です。先日読んだ本に、コクヨの下地寛也さんの『「しやすい」の作り方』があります。この本のテーマはシンプルで、「しにくい」を「しやすい」に変えるための仕組みづくり。コクヨのプロダクト開発やオフィス設計に携わってき...
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1500円で悩むのに、1万円なら即決?消費は推し活に近い

こんにちは。仙台の税理士、伊藤です。先日、保険の営業の方と話す機会がありました。車や家は「欲しいから買う」という明確なニーズがありますが、保険はそうではありません。多くの人は「必要性に気づいていない状態」から話が始まるので、営業する側にとっ...
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成約率に振り回されない、商売の続け方

こんにちは。仙台の税理士、伊藤です。ビジネスのセミナーやコンサルで「成約率アップ!」という言葉をよく耳にします。たしかに数字を上げられたら気持ちはいいものです。けれど、超拡大を前提にしたビジネスでない限り、私は「成約率は下がるのが正常」と考...
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マネジメントはその後で。フリーランスの次のステージ。

こんにちは。仙台の税理士、伊藤です。独立やフリーランス向けの情報を見ていると、「1人の限界を超えるにはマネジメントが必要」といった言葉をよく目にします。大事な視点ではあるんですが、私はそこに少し違和感を覚えることがあります。「1人の限界」を...
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紹介はうれしい。でも依存しないために心がけていること。

こんにちは。仙台の税理士、伊藤です。士業や自営業の集客方法としてよく耳にするのが「紹介」、いわゆるリファラルマーケティングです。信頼のある人から「この人にお願いするといいよ」と言ってもらえるのはありがたいことですし、成約率も高いのが紹介の強...