雑談から始めたい税理士です

こんにちは。仙台の税理士、伊藤です。

今日は「雑談」について、少し書いてみようと思います。
税理士の仕事と聞くと、どうしても数字や制度の話ばかり、というイメージがあるかもしれませんが、私自身はそれだけでは成り立たない仕事だと感じています。

定期面談はないけれど、面談は大事にしています

当事務所では、いわゆる「定期面談」は設けていません。
毎月必ず顔を合わせて…という形ではなく、必要なときに面談をする、というスタンスです。

ただし、新規でご相談いただく場合は、必ず一度面談をしています。
これは形式的なものではなく、「お互いを知るための時間」として、かなり大切にしています。

いきなり本題に入るのは、正直ちょっと苦手です

面談となると、
「では早速ですが、売上はいくらで…」
「帳簿はどうなっていますか?」
と、本題から入るのが効率的なのかもしれません。

ただ、個人的には、いきなり本題に入るのは少し抵抗があります。
特に新規面談ではなおさらです。

まずは雑談がてら、
・どんな仕事をしているのか
・どんなきっかけで今の事業を始めたのか
・これから何をしていきたいのか

そんなお話を伺うところから始めることが多いです。

アイスブレイクは、無駄な時間ではありません

少し雑談を挟むだけで、
「あ、この人はこういう考え方をするんだな」
「こういうことを大事にしてそうだな」
と、人となりが見えてきます。

趣味の話や、最近ハマっていること、
仕事とは直接関係なさそうな話が出てくることもあります。

でも、仕事柄、こうした部分は実はとても大事です。
相手がどんな価値観で動いているのかを知らないと、
こちらの説明や提案も、どうしてもズレやすくなってしまいます。

仕事内容を知らないと、会計も難しい

会計や税務は、数字だけを見て処理できるものではありません。
「この売上はどういう背景で発生しているのか」
「この支出は、事業のどの部分に関わっているのか」

仕事内容をきちんと理解していないと、
数字の意味を取り違えてしまうこともあります。

そのためにも、
「どんな仕事をしているのか」
「日々、どんな流れで仕事をしているのか」
を知ることは欠かせません。

コミュニケーションが前提にあります

資料の受け取りや確認ひとつ取っても、
実はコミュニケーションが前提になっています。

どんな人なのかが分かっていれば、
「この方なら、こういう説明の方が伝わりやすいかな」
「ここは細かく聞いたほうが良さそうだな」
といった判断もしやすくなります。

逆に、どんな人か分からないままだと、
必要以上に確認が増えたり、遠回りになったりすることもあります。

役所の窓口ではありませんので

税理士というと、
「淡々と処理する」「事務的」という印象を持たれることもありますが、
少なくとも当事務所は、役所の窓口のような存在ではありません。

数字や制度の前に、
まずは「どんなお仕事をされているのか」を知りたい。
そして、「どんなことを考えて、その仕事を続けているのか」を知りたいと考えます。

もしよければ、
まずはお仕事のお話を聞かせてください。
そこから、ゆっくり必要な話に入っていければと思っています。


伊藤 功明(税理士)
仙台を拠点に、個人事業主や小さな法人の税務をサポートしています。
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