わたしの音楽変遷 〜これまでハマった音楽まとめ〜

仙台在住の税理士、伊藤です。

音楽が好きな人と話していると、自然と出てくるのが「最初にハマった音楽は?」とか「ルーツってどこ?」という話題です。
そんなときに私がよく話す、これまでの音楽遍歴をまとめてみます。


175RとSHAKALABBITS(中学2年)

初めて「バンドサウンド」というものに出会ったのがこの頃でした。
それまで聴いていたのはいわゆるJ-POPが中心で、メロディはきれいだけどおとなしい印象。
そんな中で出会った175RやSHAKALABBITSの曲は、テンポが速くて、勢いがあって、とにかく衝撃的でした。
「こんなに激しい音楽があるのか!」と、胸が高鳴ったのを覚えています。


Hi-STANDARDとHawaiian6(中学3年)

深夜の音楽番組で偶然耳にしたHawaiian6の「Magic」に心を奪われました。
メロディアスなのにハードでエモーショナルなサウンドに痺れ、「こういう音楽を自分もやりたい!」と思い、ついにギターを買ってもらいました。
選んだのは、ヒストリーのレスポールモデル。サンバーストのカラーが、当時の憧れそのものでした。


Ozzy Osbourne(高校1年)

ギターを始めてからも、ずっと「リフ」が好きで、正直ギターソロには興味がなかったんです。
でも、Hi-STANDARDのギタリスト・健さんのムック本を読んだことがきっかけで、オジー・オズボーンの「Crazy Train」を聴いて衝撃を受けました。
「ソロってこんなにかっこいいのか!」と、それまでの価値観がひっくり返りました。


Cream(高校1年)

これまた健さんのムック本から出会ったのが、クリーム。
ここでついにブルースに触れることになります。
特に「Crossroads」のギターソロに衝撃を受け、ペンタトニックスケールを使ったアドリブだと知ったときの感動は今でも覚えています。
そこから、クラプトン、ベック、ペイジの“三大ギタリスト”を中心に、70年代のブルースロックやハードロックを聴き漁るようになりました。


Derek TrucksとThe Allman Brothers Band(高校2年〜現在)

父親にオールマン・ブラザーズ・バンドを勧められて聴いたのがきっかけです。
これまで聴いてきた音楽よりも、さらにアドリブ性が高く、泥臭くて、時折ブラックなグルーヴが混ざるサウンドに完全にやられました。
その後、現役オールマンのギタリストだったデレク・トラックスの存在を知ります。
音の出し方、豊富な音楽知識、カバーのチョイス、職人気質なスタンス……全てがドストライクでした。
今でも、彼が一番好きなギタリストであり、憧れのミュージシャンです。


こんなふうに、いろいろ寄り道をしながら、今の自分の音楽の好みやスタイルができあがってきました。
同じように音楽が好きな人と、こういう話をする時間がとても楽しいし、自分を思い出させてくれるひとときでもあります。