こんにちは。仙台の税理士、伊藤です。
『税理士 鮫島桐子』を読みました。

税理士が題材の作品ってかなり珍しいので、Twitterで見かけて即購入、即読了。
簡単に感想です。(ややネタバレあり)
作者、経営コンサル嫌い説
読んでいて一番思ったのがこれ。
作中に出てくる経営コンサルが、まあまあ嫌な感じで描かれています。
もちろん物語上の悪役という役割もあるんでしょうけど、それにしても文章の端々に棘があるんですよね。
「あれ、作者さん昔、経営コンサルと何かあったのかな?」と思ってしまうくらい。
個人的に、その棘のある描写が好きでした。(もっと欲しい)
税理士・経理あるあるが結構リアル
序盤はかなり「税理士あるある」寄り。
関与先とのやり取りだったり、自計化している帳簿のチェックだったり。(雰囲気としては、TKC?)
あと個人的に「ドゥフw」となったのが、少額減価償却資産と一括償却資産の話。償却資産税絡み。
一般の人からすると「何が違うの?」という話なんですが、業界の人だと
「それw」
となるポイントな気がします。
こういう細かい税務ネタは、税理士や経理担当者が読むと楽しいかもしれません。
最後のカタルシスがすごい
正直、途中までは
「税理士版お仕事ドラマ」
みたいな印象でした。
NHKの夜ドラでやってそうな感じというか。
もちろんそれだけでも十分面白いんですが、終盤で印象が変わりました。
伏線の回収とカタルシスが一気にきます。
「あー、そう来るのか」
という感じで、一気に持っていかれます。伊坂幸太郎系です(?)。
読後感としては、お仕事漫画というより映画を一本観た後に近いかもしれません。
税理士が題材、もっと希望
税理士が題材、かなりニッチです。(なぜ?)
もっと読みたいですね。

税理士という珍しい題材に興味がある方は、読んでみても面白いと思います。
私は完全に「税理士が主人公」という理由で買いましたが、最後は作品として楽しめました。脳汁出ます。
—
伊藤 功明(税理士)
仙台を拠点に、個人事業主や小さな法人の税務をサポートしています。
[事務所ホームページへ]
—
