ポケモン生態図鑑が神すぎる件

こんにちは。仙台在住の税理士、伊藤です。

今日は、最近読んで「これはすごい!」と感動した本のご紹介です。

タイトルは『ポケモン生態図鑑』。

タイトルだけ見ると「よくあるキャラ紹介本かな?」と思うかもしれませんが、全然違います。これはもう、本気の図鑑です。


生物学者が本気で書いたポケモン図鑑

この本、実際に生物学の研究をされている方が監修・執筆しています。
だからこそのリアルさ、説得力があります。

たとえば、アズマオウについて。
「産卵の時期になると、各地から川に集まる」
完全に金魚のような生態…!と、納得と発見が同時にくる感じ。

そのほか、ポッチャマはペンギンっぽく群れで暮らすとか、
ヤミカラスの群れは規律に厳しいとか、
さまざまな情報が数百種類のポケモンについて詰まっていて、読み応え抜群です。


感心したのは「泳ぎ方」の違い

特に感心したのが「泳ぎ方」の違いの描写です。

・カイオーガはヒレを羽ばたかせて泳ぐ
・ミロカロスは体をくねらせて泳ぐ
・ヘイラッシャは尾ヒレを使って推進力を得る

これ、実際の魚や動物の泳ぎ方と全く同じで、読んでいて本当に面白いです。
「ポケモンだから」で済ませてしまうところにも、ちゃんと自然のロジックが通っている。これはすごい。


勉強になるし、子供も夢中になる

元々は自分用に買った本だったのですが、「これ、子供が読んだら絶対面白いやつだ」と思い直して、こっそり子供の本棚に忍ばせました。

ポケモン好きの子が、気づいたら自然科学や生物に興味を持ってくれたら最高。
そんな願いも込めて。


おわりに

ポケモンの世界観を壊すことなく、でもしっかり現実世界とのつながりも感じられる。
大人にも子供にもおすすめの一冊です。

ポケモン好き、生き物好き、そして好奇心旺盛なすべての人に読んでほしい。
『ポケモン生態図鑑』、本当におもしろい一冊でした。