戦闘シーン専だった子供が、「ガヴ」でストーリー勢予備軍へ

こんにちは。仙台の税理士、伊藤です。

8月31日に最終回を迎えた「仮面ライダーガヴ」。我が家にとってはかなり思い出に残る作品となりました。

これまでも仮面ライダーシリーズは断片的に一緒に見ていましたが、通年でちゃんと追いかけたのは今回が初めて。前作の「ガッチャード」は8割くらい見ていて、その流れで自然と「ガヴ」も一緒に観ることになりました。

みんなで並んで観た日曜9時

日曜の朝9時になると、子供たちはソファに並んで待機。私も一緒に座ってスタンバイし、終盤は妻も加わって4人で観るのが習慣になりました。

前作のときは戦闘シーンしか見なかったり、登場人物の名前も主要キャラくらいしか覚えていなかったのですが、今作ではストーリーや人物関係にも興味を持ってくれた様子。

例えば、ある場面で「この人は復讐するつもりだったけど、相手が改心して戻ってきたから、結果的に許したんだよ」と説明すると、子供たちも「なるほど」と頷きながら観ていました。ある意味、“解説付き上映”(半分洗脳?)でしたが、それもまた楽しい時間でした。

大人でも引き込まれる骨太なテーマ

「仮面ライダーガヴ」は、子供向け番組という枠に収まらないほどディープな内容でした。

モチーフは「闇バイト」や「反社」といった社会問題そのもので、大人でも考えさせられる設定が多かったです。敵キャラの動機も単純な「悪」ではなく、どこか苦さや哀しみを帯びていて、感情移入できる余地がありました。もちろん最後はしっかり粛清されるのですが、その過程が見ごたえたっぷり。

加えてアクションシーンの完成度も高く、毎回テンションが上がりました。みんなで「おお!」と声を出しながら観るのは、なかなかエモい時間でした。

次は「仮面ライダーゼッツ」へ

長い物語が終わってしまった寂しさはありますが、来週からは新作「仮面ライダーゼッツ」がスタートします。(この記事が出ている頃には、すでに始まっているはずですね。)

次の作品も、みんなで並んで観られる時間になるといいなと思っています。