大人も子どもも同じ料金?アンパンマンミュージアムに学ぶ値付けの話

こんにちは。仙台の税理士、伊藤です。

先日、子どもたちと仙台のアンパンパンミュージアムに行ってきました。
比較的近所なのですが、入場料が高い(笑)ので、特別な時にしか行けません。
今回は次男の“がんばったご褒美”ということで、久しぶりの訪問でした。

cvが平野綾のため見かけるたびに涼宮ハルヒの憂鬱と言うが誰にも反応されないことでおなじみのコキンさん

で、あらためて料金を見ると毎回思うんですが……

大人も子どもも同じ料金って、よく考えると不思議

アンパンマンミュージアムは、
大人も子どもも同じ料金という料金体系です。

多くのテーマパークは大人のほうが入場料が高い。
子どもは少し安い。
それが“普通の値付け”です。

でもアンパンマンミュージアムは、あたりまえの料金設定ではありません。

あくまで私の考察ですが、こういう仕組みなのかな?と思っています。

  • 基本的に、大人と子どもは“セットで来る”前提の施設
  • 滞在の仕方はほぼ同じ(どちらも歩き回ってスペースを使う)
  • 個人ではなく“家族全体”で価値が完結するつくり

だから、子供だけ安くする意味があまり無いのかもしれません。

それに冷静に考えると、
主役は完全に子どもなんだから、むしろ子ども料金のほうが高くてもいいのでは?
と感じるくらいです。
(キッザニアみたいな施設は子供のほうが高いし)

値付けの“常識”は業界ごとに違う

このアンパンマンミュージアムの料金を見ていると、
「値付けって、業界の常識に合わせなくてもいいんだな」
とあらためて感じます。

税理士の世界でも、一般的には、

  • 記帳代行はプラス料金
  • お客様が入力して、こちらがチェックする場合は少し安い

という価格の段差があります。
“作業量が多いほうが高い”という考え方で、これはこれで筋が通っています。

ただ、小さな商売のお客様を見ていると、この常識が当てはまらない場面が多いんです。
記帳代行をしても、自計化していただいてチェックをしても、実際のところ、かかる手間はあまり変わりません。

むしろ、自計化のほうが入力にクセが出やすく、
チェックと修正に時間がかかるケースすらあります。

そんな理由から、私は
記帳代行と自計化チェックの料金を同じにしています。

※あくまで、小さな商売をされている方に限った話ではありますが。

常識を疑うと、ちょうどいい値段が見えてくる

アンパンマンミュージアムのように、
「みんながそうしているから」という理由ではなく、
自分たちの提供価値や構造に合わせて値付けする。

この姿勢って、どの商売にも大事だと思います。

税理士の仕事も、テーマパークの運営も、
“何に価値が生まれているのか”を丁寧に見ると、
自然とちょうどいい価格に落ち着いていきます。

業界の常識よりも、自分の実務とお客さんにとっての価値。
そのバランスで考えるほうが、結果的にフェアで、長く続けやすいと感じています。


伊藤 功明(税理士)
仙台を拠点に、個人事業主や小さな法人の税務をサポートしています。
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